
未払労働債権確認書の見本
会社が倒産して、働いた分の給料がもらえない。賃金未払いになった。
こんな時、必要なのが未払労働債権確認書、これを元に取り立てる。
倒産が目前に迫ると、これを準備して会社から印をもらうだけにしておきましょう。場合によっては、印をもらっておくことも考慮しましよう。
未払労働債権確認書の見本。
未払労働債権確認書 ○○株式会社は、下記の賃金目録労働者名欄記載の各労働者に対して、同目録労働債権額欄記載の各金額について、労働債権として支払義務があることを認め、給与・解雇予告手当てならびに立替経費について、支払期限を徒過しながら未だ支払っていないことを認める。
賃金目録(注1)
20XX年X月X日 ○○株式会社
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注1 賃金目録は、人数が多ければ別表としてもよい、「下記の賃金目録」を「別記の賃金目録」とする。
労働者健康福祉機構の立替払制度を利用する場合、債権のうち、解雇予告手当、立替え営業経費、遅延利息は適用されません(建て替えて、もらえません)。立て替えてもらえるは、給与と退職金の分についてのみです。
法律上の倒産手続の場合は、管財人等が未払賃金総額等の証明作成しますが念のため、現経営者との間で、前もって確定さしておいた方がよいでしょう。破産手続きに入る時には、会社としての実態が無く給与の確定はそう簡単ではありません。
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提供 連帯ユニオン